山小屋日誌


by sakura-yamagoya

こちらも さよなら

 *「さくら工房326Ⅱ」を新設しました。見てください。

こちらをクリック ⇒「さくら工房326Ⅱ」


「さくら工房326」一年間、購読ありがとうございました。
 これをもちまして、終了とさせていただきます。
 
 スコップ博士のご指導により、このブログを立ち上げました。
 スコップ博士には、公私ともども、お世話になっております。
 まことに感謝しております。
 最初は「三日坊主」だけにはならないように、心がけました。

 
 読者の皆さんに助けられながら、235件の記事を書きまくりました。
 慣れとは恐ろしいもので、いろんなブログを立ち上げてしまいました。
 「漢字牧場326」が109件、その他のブログに約200件、よくもまあ、こんなにおしゃべりをしたものですね。男のオバサンだ。

 10月で、このブログに許された「容量」を使い切りました。
 さてさて、どうしたものか、思案中!!
 ええーーーい 煙に巻いてやるうぅ!!

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# by sakura-yamagoya | 2005-10-31 02:55 | 山小屋日誌
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 河内貯水池の「眼鏡橋」から田代方面に少し行くと「九州民芸村」という観光スポットがあります。
 ここでは、ガラス工芸・伝統家具・漆工芸・染色と織りなどの実演と作品の即売が行われています。観光バスを連ねての見学客も来場しているようです。

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 「九州民芸村」

 この民芸村の手前に、私の母親を含めた近所の「ばあさん」連中が「日曜ふれあい市」と銘打って、各自が栽培した季節の野菜を中心に自家製の味噌、共同で開発した「竹わらべ」という乾燥竹の子などを並べています。

 母親は、野菜というよりも、漬物などの加工品が得意なようです。梅干・ラッキョウ・奈良漬などを出しています。
 母親の「おはぎ」は好評だったようで、遠くからわざわざ来てくださるお客さんもいたようです。

 それなのに、それなのに、母親は「大名出勤」を決め込んで、朝10時の開店ぎりぎりに駆け込むということがしばしばでした。メンバーのばあちゃん達はもちろんのこと、お客さんまでまたせることも。こんないい加減な母親ではございますが、お客様にはこよなく愛されていました。また、気まぐれや我が儘にも寛大なお客様に恵まれました。

 ばあさんメンバーは、多いときで7名でしたが、病気や用事で、ここ5年くらいの間に、次第に参加者が減り、最後は2人までになってしまいました。

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 最近、「ふれあい市」の場所を借りている地主さんから「土地が売れたので、立ち退いてほしい」という申し入れがありました。
 母親「わかりました」、即答です。しこうして、本日が最後の営業となりました。

 本日は、これまでのお客様のご愛顧に感謝して、温かい「ぜんざい」を振る舞うことにしました。
 午前中は仕事でしたが、午後から「ふれあい市」へ母親を迎えに行きました。 最後の場面に立ち会えてよかったと思います。

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 これまで、母親には、人には言えない辛いことや、悲しい時がたくさんあったと思います。
 それでも、この「ふれあい市」へ品物を出して、お客さんとの会話の中に、生きがいと楽しみを見出してきたものと信じています。
 母親本人には万感の思いがあるにもかかわらず、潔く「終了宣言」をしました。

 これまでの14年間、妹と私で分担して母親の送迎をしました。
 時間が経ってみれば、あっという間でした。
 我が妹よ、これまで、本当にお疲れ様でした。ありがとね。

 今日に至るまでの母親の努力に、心から拍手を送りたいと思います。
 パチ・パチ !!


       雨のこるべったら市のうすれ月     水原秋桜子



     
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# by sakura-yamagoya | 2005-10-30 19:33 | 山小屋日誌

火遊び

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 久しぶりに火を入れてみました。
 火の前に「こね座って」、ビール、おいしいねぇ!!
 この日は、一度に3つ火を使いました。

 左の石窯が、お客に出すパンやピザを焼くものです。
 2階で石焼芋ができます。囲みに中に小石が沢山入っています。
 右側のそれは、湯沸し専用。
 一日の料理や後始末のために沢山のお湯を用意します。
 ときとして、このスープ鍋で鶏がらをぐつぐつやるときもあります。
 熾(おき)を取り出して、パン生地を入れると、パンも焼けます。


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 ほれほれ、こんなことになりました。
 宮崎地鶏のレッグです。ワイヤーでぶら下げてみました。
 2時間ほどかけて焼き上げます。
 ときどき、横にあるクヌギのチップを投げ込みます。いい香りがつきます。


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 はい、仕上げはこれね。
 鍋の終わりは、チャンポンにしてみました。
 もちろん、「細麺」の「蒸し麺」です。
 醤油味ですぅ!

 鍋の材料が余ったので、切った野菜などを持ち帰ったところ、
 夕飯は「キムチ鍋」・・・待ち構えられていたように、そのまま具材として・・・

 という落ちがついていましたぁ。


     啄木鳥の木を叩き日を短くす     成瀬桜桃子


 *「漢字牧場326」更新しました。見てください。「漢字牧場326」
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# by sakura-yamagoya | 2005-10-26 10:33 | 山小屋日誌

ミニ木枯らし

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 秋らしい感じになってきました。
 2・3日前から、急に冷え込むようになりました。
 山の木々が反応したようです。
 毎日見ていると、何の変化もないように思いますが、こうしてみると、季節はうつろいを見せているのですね。

 昨日は、風が強かったです。
 小屋へ上ろうと、竹切りの現場へさしかかったときに、すぐ横でバタバタという羽音がしました。
 山鳩です。ものすごい慌てようでした。風が強かったためか、私の気配に気づかなかったのでしょう。


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 このところの冷え込みに、一番敏感だった「さくら」です。
 今日も、穏やかな秋晴れですが、冬の気配を垣間見た気分でした。


       手が顔を撫ずれば鼻の冷たさよ     高浜虚子
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# by sakura-yamagoya | 2005-10-24 11:47 | 定点観察

一人鍋

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 今日は、山小屋で一人でした。
 スコップ博士が上ってくる予定でしたが、急用が出来て不参加。

 スーパーのレジをくぐったところで、博士からメールが・・・
 寒くなったので、鍋でもかこもうと思っていました。
 久しぶりにゆっくりと、秋の日の一日を過ごしました。

 昨日から急に冷え込み始めました。
 夕方は、気温12度! 吐く息が白く濁りました。
 火の気がないと、我慢できません。

 竹を切りつつ、ビールを一本、鍋の用意をしながら、ビールを一本!!
 ながら、ビールを一本・・・・・
 二人分のビール6本を空けてしまいました。あーあ!

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 やはり、中が見たいでしょう?!
 はいどうぞ!
 鶏のぶつ切りでだしをとって、生揚げ・木綿豆腐・白菜・韮の5つ!
 それぞれの味が喧嘩をせずに、美味しくいただきました。
 鍋がたぎった後は、七輪にのせかえてっと!


     沸々と寄せ鍋のもの動き合ふ     浅井意外
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# by sakura-yamagoya | 2005-10-23 22:57 | 山小屋日誌

ぎっくり腰

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      をりとりてはらりとおもきすすきかな      飯田蛇笏

  ☆ 秋の山道を歩いていくと、穂を出して頭を幾分垂れたススキが、路ばたのあちこちに生えている。何気なく手近の一本を手折ってみると、若く潤いのある穂の先が撓(しな)い、「はらり」とした感じの重みが、わたしの手に伝わってくることよ。
  <季語> すすき (秋)

 この俳句を掲げるために、毎日、薄(すすき)の写真を撮りました。
 あまり赤くてはいけない! 真白では軽すぎる。
 私は、このくらいの色合いと質感かなと思います。
 この俳句を話題にするために、去年から頃合いをはかっていました。


 閑話休題。

 「ぎっくり腰」のお話を。
 いえいえ、私が・・・というわけではありません。
 人間は物を手で掴むときに、まず、その対象となる物を目で見てから、頭の中でその重さを計算するそうです。
 そして、その重さに相当する「ちから」で、物を掴みあげるそうです。
 経験率に基づく「計算」の誤差は小さく、無駄なエネルギーを最小限に留めているようです。

 しかし、時としてその「計算」が大きく狂うことがあります。
 ここに一枚のブロックがあるとします。
 それを持ち上げるために、例の計算をします。
 ここで実際の重さよりも、過小に評価したとします。
 「小さな力」で、ブロックに向かいます。
 そして、持ち上げる途中で「誤差」に気づき、修正行動に移ります。
 そのときに、腰に想定外の重さがかかります。
 「グキッ」
 こんなタイミングで「ぎっくり腰」になるそうです。
    以上「ドクター山小屋の経験談」より


 すすきの穂の重さを見損なっても、「ぎっくり腰」にはならいでしょうね。
 お大事に!!

付録 「金木犀」つづき
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# by sakura-yamagoya | 2005-10-22 20:23 | 山小屋日誌

一人ぼっち

 けさ、遠く山口の防府から炭焼き仲間が上がってきました。
 11月13日の「望年会」に合わせて、竹炭を焼く予定だそうです。
 みんながそろった頃に、仕上げをするのでしょうか。

 今日は、そのための準備。
 「炭材」を一日かけて、作るそうです。
 これまで私が切り倒した竹を利用してもらうことにしました。

 今回は、大きな「竹割り器」を持参しています。
 これですと、大きな竹の筒を、一度で6分割できるそうです。
 作業もスムーズに捗ることでしょう。

 先ほどまで、ご一緒しましたが、仕事に出かけるために下りてきました。
 夕方まで、炭材の製作に勤しむそうです。
 安全な作業になりますように。

 カラスやキツツキが話し相手になってくれるでしょう。
 小屋の横のクヌギの木から、しきりに団栗(どんぐり)が落ちてきます。


     どんぐりを手に炭くさき人に逢ふ     長谷 岳

     
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# by sakura-yamagoya | 2005-10-22 10:45 | 山小屋日誌

 現在、竹林の整理を続行中です。
 チェーンソーで竹を切ると、早くて体力的にもずいぶん楽です。
 特に、切り株の始末が楽です。
 現在は、「竹きり」専用のチェーンが開発されて、作業効率がいいようです。

 チェーンソーには、燃料のガソリン以外に、チェーンを保護するために「チェーンソー・オイル」が必要です。チェーンソー・オイルは、潤滑油ですので、チェーンが回転すると排出されるようになっています。その油は、竹林に撒き散らしていることになります。

 チェーンソー・オイルを機械に注入しているときに、はたと、そのことが頭に浮かびました。そして、これまで撒き散らしていたオイルを竹が吸収して、竹の子や竹炭に反映されるのではないかと思うと、恐ろしくなってきました。
 それ以来、竹は「鋸・のこぎり」で切ることにしました。
 作業効率は、格段にさがります。しかし、安心感は、高まります。
 人の口に入るものを生産すると言うことを忘れて、作業効率を優先したことを反省しました。


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 竹林の整理が進むにつれて、竹の「切り株」の数もたくさん出てきました。
 これらは、パンを焼くための燃料として最適です。
 荷い籠(にないかご)の高さに合わせて、40~50センチに切りそろえます。
 それを籠に詰めて、担ぎ下ろします。
 自宅上の「パン小屋」まで運び、鉈(なた)で、二つに割ります。
 それを井桁に組んで、乾燥させます。
 10回担いで、パン1窯分くらいの見当でしょうか。
 
 安全でおいしいパンを焼きたいですね。


       そぞろ寒茄子の白きをちぎりけり     島田九万字
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# by sakura-yamagoya | 2005-10-21 10:54 | 山小屋日誌

ピストル軒


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 「チャンポン」と頼んだら、3分くらいで出てきます。
 お水を一口、飲んでテレビを見るともなし、ぼんやりとしていると、
 「はい、お待ちぃ」と、台の上にポン!

 野菜の中に「太麺」が隠れています。野菜を掘って探さないと出てきません。
 食べても、食べても野菜が減りません。
 スープは、豚骨で濃厚、若干の臭みがあります。
 野菜から出てくる「甘味」とあいまって、おいしいです。

 若松の「二島・ふたじま」というところにあります。
 お店は繁盛してしています。
 近くに「ラーメン御殿」と呼ばれる立派なマンションを建てています。
 屋号は「台宝軒」といいます。
 ここから「出前」をとると、注文の電話を切ったら、バイクの音が聞こえるほど速くやってくるので、同僚が「台宝(大砲)軒じゃなくて、ピストル軒じゃー」と言って、みんなで笑ったことです。



       猿酒か顔をうったる雫(しずく)あり     阿波野青畝
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# by sakura-yamagoya | 2005-10-21 08:38 | 山小屋日誌

南のくにから・・・

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  黄櫨(はぜ)の木が、赤くなり始めました。
  朱色です。
  定点観察の木です。
  黄櫨は「ウルシ科」に属するのですね。
  それで、かぶれる人もいるわけですね。
 
  日中は、汗ばむほどの暑さですが、夜半にかけて、ぐんと冷え込むようになりました。
  気温の日格差が大きくなると、木々は紅葉し始めるそうです。
  私の周りは、ほとんどが常緑樹です。
  一年中、緑をしていますが、さすがに冬になると、茶色が目立つようになります。


 
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 黄櫨の実です。
 これから「蝋・ろう」がとれます。
 勉強して、「和蝋燭・わろうそく」を作ってみようかしら。
 それを、竹の筒に入れたらいいだろうな。

 黄櫨からとれた蝋は「ジャパン・ワックス」と」呼ばれ、西洋では人気があったそうです。
 考えたこともなかったのですが、西洋蝋燭は何が原材料なのでしょうか。
 ご存知の方は、ご教授ください。

 唐突ですが、「ジャパン・ワックス」がでてきたついでに

 ① japan   ② china

 という、英単語の意味をご存知ですか。
 えっ? 「日本」と「中国」だろうが!?
 はい、よく見てください。
 「 j 」と」「 c 」が小文字ですよ。

 ①は、「漆・うるし」 ②は、「陶磁器」を意味します。
 古く、日本は漆を中国は陶磁器を輸出していました。
 それにちなんで、こんな単語ができたようです。



     採るほどの実もなき櫨や大根掛く     田中国士英


 
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# by sakura-yamagoya | 2005-10-19 14:41 | 山小屋日誌