平尾台の石窯パン
2005年 06月 15日
カルスト台地でお馴染みの「平尾台」です。
白く見えるのは石灰岩の岩肌です。
よく「羊」にたとえられます。
毎年2月、この一帯に火を放つ「野焼き」がおこなわれます。
山肌が赤い炎と白い煙に包まれて、地面は黒く変身していくさまは、豪快です。
子どもが「英語検定」を受けるということで、会場となる高校まで送り届けました。
そこは、平尾台のふもとにあります。
試験が終わるまで、2時間半もありましたから、「ひさしぶり、平尾台でも行こうか」
ということにあいなりました。
そこに、石窯でパンを焼いているところがあります。
ブルーベリーやクルミなどを練り込んだ生地を焼いていました。
一つ100円、柔らかくておいしかったです。
ボランティアの方が、交代で焼いているそうです。
ひとしきり、「パン焼き談義」をしてきました。
そこへ、一人のかわいいお嬢さん?がやってきました。
「わたしも、パン屋さん」ということで、3人で楽しいパンのお話。
彼女が、私のパンを食べたいと言うことで、電話番号を交換しました。
このところ、新しい出会いが続いています。
閑話休題
話は、変わりますが、
この写真は、なんと「安徳天皇陵」なのです。
平尾台のふもと、菊ケ丘の奥に「隠蓑・かくれみの」という所があります。
そこに、お堂があり、写真の「陵」があります。
しかし、看板をよく見てみると、
難を逃れた、安徳天皇一行が、この地へ迷い込み、地元の人々が追っ手から
かくまってさしあげたということのようです。
その故事に因んで、お祭りがあるそうです。
桑畑を山風通ふ昼寝かな 松本たかし
by sakura-yamagoya
| 2005-06-15 10:39
| 山小屋日誌