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山小屋日誌


by sakura-yamagoya

平尾台の石窯パン

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 カルスト台地でお馴染みの「平尾台」です。
 白く見えるのは石灰岩の岩肌です。
 よく「羊」にたとえられます。

 毎年2月、この一帯に火を放つ「野焼き」がおこなわれます。
 山肌が赤い炎と白い煙に包まれて、地面は黒く変身していくさまは、豪快です。

 子どもが「英語検定」を受けるということで、会場となる高校まで送り届けました。
 そこは、平尾台のふもとにあります。
 試験が終わるまで、2時間半もありましたから、「ひさしぶり、平尾台でも行こうか」
 ということにあいなりました。

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 そこに、石窯でパンを焼いているところがあります。
 ブルーベリーやクルミなどを練り込んだ生地を焼いていました。
 一つ100円、柔らかくておいしかったです。
 ボランティアの方が、交代で焼いているそうです。
 ひとしきり、「パン焼き談義」をしてきました。
 そこへ、一人のかわいいお嬢さん?がやってきました。
 「わたしも、パン屋さん」ということで、3人で楽しいパンのお話。
 彼女が、私のパンを食べたいと言うことで、電話番号を交換しました。
 このところ、新しい出会いが続いています。

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 閑話休題
 話は、変わりますが、
 この写真は、なんと「安徳天皇陵」なのです。
 平尾台のふもと、菊ケ丘の奥に「隠蓑・かくれみの」という所があります。
 そこに、お堂があり、写真の「陵」があります。
 しかし、看板をよく見てみると、
 難を逃れた、安徳天皇一行が、この地へ迷い込み、地元の人々が追っ手から
 かくまってさしあげたということのようです。
 その故事に因んで、お祭りがあるそうです。


          桑畑を山風通ふ昼寝かな     松本たかし
by sakura-yamagoya | 2005-06-15 10:39 | 山小屋日誌